2006年2月キューバの旅は音楽漬け!NO.3

2月10日(金) CASA DE LA MUSICA MIRAMAR のマチネー公演で「MANOLITO SIMONET YSU TRABUCCO」を聴きに行く。このバンドはひたすら踊りを踊るお客さんの為のバンドである為、リズムセクッションがやたらと大音響。このバンドにはデリケートな音のヴァイオリンやフルートも入っているのだが、大音量のリズムセクションに消されて、何も聴こえない。あまりの音の大きさに僕は気持ち悪くなってしまった。アレレ……娘・果林は何処??……キューバの男と踊っているよ…む〜。
夜は昨日の晩も行ったLA ZORRAY EL CUERVO へ直行。出演は「OSCAR VALDES & DIAKARA」オスカーさんも元イラケレのメンバーだった方だ。…で、このバンドには、僕らがお世話になっている河野治彦さんもパーカッション奏者として参加していて、彼はナカナカ日本人的な端正なソロをとっていて素敵だった。曲目も僕らが良く知っている曲、「マンテカ」「チキン」等、非常に判りやすい曲を演奏していた。余談だが、このバンドのテナーサックスのお兄さん、ヤナギサワのサックスにヤマハのフルートを使っていた。地球の反対側の国でも日本の楽器メーカーが使われていて、ホント、大したもんです!!

2月11日(土)旧市街の一角にある RADIO PROGRESSO の前にある CABRET LAS VEGAS で、今回キューバに来てすぐ練習を見学させて頂いたルンバチーム 「RUMBEROS DE CUBA」のライブに行ってみた。アフリカ舞踊と歌と太鼓のきわめてシンプルな編成だが、ナカナカ宗教的な要素の濃い…ん〜…何というか、狩猟民族特有の激しい宗教儀式のように見て取れた。これは本当にいいものを見せて頂いた。暫し感激!!!
そこで出合ったピアニストの仲田美穂さんとウサギ料理なるものを食べに行く。ウサギはこのレストランの名物料理なんだそうですが、僕らも食べてみましたが、癖が無くナカナカ美味しかったですよ。
食事の後は、いよいよ日本でも有名な「LOS VAN VAN」を聴きに CASA DE LA MUSICA へ……
切符売り場へ着くと、もうすでに黒山の人だかり……何とか切符を手に入れ中に入っていく。11:00PM から始まるのだが、前座がすご〜く長〜い。まず初めに、たっぷり踊りがあって、曲芸やら歌やらでえんえん2時間。やっとお目当ての 「LOS VAN VAN」が始まったのが、何と夜中の1:00AM から。演奏はノリノリであったが、殆どのお客さんが踊り始めた所で、僕はくたびれ果ててしまった。演奏は何と…そのまま夜中の3:00AM 過ぎまで続き、ホテルに帰ったのが4時になってしまった。キューバの人たちは本当に、本当に元気!元気印ですねえエエエ……ZZZZZZZZZZZZZ