僕等が小学校の時、広告業界の仕事をしていた父がこの熱海の山にあるゴルフ場によく連れてきてくれた。戦後10年も経たない当時、素敵な木造で2段ベッドの宿泊施設を持つ このゴルフ場は 僕等子供達にとって なんとも夢のある所で 熱海の海岸を一望できる絶景を望める所にあった。今日は僕の兄弟達から誘いを受け久しぶりに同行させて頂いた。
僕等が小学校の時、広告業界の仕事をしていた父がこの熱海の山にあるゴルフ場によく連れてきてくれた。戦後10年も経たない当時、素敵な木造で2段ベッドの宿泊施設を持つ このゴルフ場は 僕等子供達にとって なんとも夢のある所で 熱海の海岸を一望できる絶景を望める所にあった。今日は僕の兄弟達から誘いを受け久しぶりに同行させて頂いた。
僕等が小学校の時、商売をしていた父がこの熱海の山にあるゴルフ場に連れてきてくれた。戦後10年も経たない当時は 素敵な木造で2段ベッドの宿泊施設を持つ 僕等子供にとっては なんとも夢のあるゴルフ場で熱海の海岸が一望できる絶景を望める所にある。
今 世界中で話題の日本のシティポップアーティストが大人気との事………
その最先端を突っ走っているのが山下達郎氏。
手前事になるが…45年ほど前、僕等の家族が 手狭になった東麻布のマンションから茨城の牛久の一軒家に引っ越した頃か………
ある化粧品会社のコマーシャルの仕事でお世話になり親しくなった「ON」の大森昭雄さんに紹介された仕事の為に、ある音楽スタジオに行ったのだが、ミュージシャンは僕一人だけだった。言われるがまま フルートで譜面に書かれていたリズムパターンをオーバーダビング(多重録音)で録っていったのだが 結果フルート4本の爽やかなリズムセクションが出来上がった。…この時の作曲家がナント‼️山下達郎さんその人だった。
カーペンターズが好きだった僕は多重録音された歌声に大変魅力を感じていたのだが、自分もフルートを使っての多重録音を経験して「なるほど……これは使える」と思い感心したものだ。
それから暫くして、山下さんの事務所から仕事を頂いたのでワクワクして行ってみると、ナント奥方の 竹内まりやさんのアルバムの録音だった。勿論アレンジは山下達郎さん。
当時はまだ高速も通っていなかった茨城の牛久に引っ越した僕は、仕事の都合で夜中に帰宅する事が多かった。午前中は芸大のオーケストラに参加、午後は現代音楽のグループの練習やスタジオワークをこなし、夕方から八王子にある純心女子短大でフルートを教え、全て終え 往復200キロ以上の運転も加わり クタクタに疲れた帰路の車中で聞くラジオの深夜放送………そこで爽やかな声の竹内まりやさんのトークを聞いて1日の疲れを癒していました。
さて録音当日 素敵な奥様 まりやさんを山下さんから紹介して頂いたのですが、奥様のカメラで記念写真を撮った時、僕は凄く緊張したのを覚えています。
今思うと、僕も山下ご夫婦と写真を撮っておけば……と 後悔しきり。
その後何回か竹内まりやさんのアルバムに参加させて頂いたのですが 、後日レコード屋さんで買い求めました。(上記の写真)
PS.あれから20年後、僕は多重録音の経験を活かして「パヴァーヌ」というアルバムで
ピッコロから ソプラノフルート、アルト、バス、コントラバス 更には ソプラノサックス、バスクラリネット………他、
全ての楽器を僕一人だけで多重録音して一人オーケストラのアルバム「パヴァーヌ/中川昌巳」を作ってしまいました。全部のパートを一本一本コツコツと多重録音していったのでナント丸2年もかかってしまいました。因みに僕の初リーダーアルバム「プレリュード・フォー・オータム」は2日、FONTE のライブ盤は エイヤッとばかり 半日で録音し終えました。
何というこの差………‼️
昨日 夕方我が家のベランダから空を見ると晴れているのに、雷が聞こえてきた。
北側の空を見上げると真っ黒な雲でびっしり。慌てて洗濯物を取り込むと あっという間に雨が降りだした。ものの数分間か … 雨が降って、風が強くなり しばらくしてすぐに雨は止んでしまったのでベランダに出ると ナント……綺麗な虹。
スマホを取りに行き 戻って写真に収めると 暫くして あっという間に虹は消えてしまったのだが、それから暫くするとナント 又再び 晴れ空に戻ってしまった。
ん〜〜〜ん……不思議な日だった……
昨日、天気予報では曇り&雨の筈が 結構はれていたので 愛車に乗って一路御殿場へ!
そのまま箱根スカイラインに入ったのだが、新緑が目に眩しい……本当に来て良かった。
途中 長尾峠なる見晴らし台があったので 上がってみると 眼下に芦ノ湖が……息を呑みます。
50年前 芸大卒業してすぐ スタジオミュージシャンになって働いていたのだが 仕事に煮つまると 夜中 によくドライブして 来た所。富士五湖の本栖湖にも よく行って夜中の湖を一周して来たものだ。
昨日は その後 友人から 芦ノ湖の湖畔にある 「山のホテル」の庭にツツジが綺麗と聞いていたので行ってみた。
なんと‼️ 沢山のツツジで埋め尽くされていた。見事‼️
ようやく春の気配も感じる今日この頃ですが 先日愛車ロードスターでひとっ走り横須賀は久里浜へ………軽快に走っていると「花の国」という看板が目に入ってきた。
春らしい花を沢山観たかったので早速駐車場に車を停め入園してみたのです。
この「花の国」は山になっていて 気楽に歩ける散歩道と思い入園したのですが、
この山道は都会育ちで心臓疾患を抱える75才の僕にとっては結構 キツイ!
「花の国」と言う名前から察するところ 様々な花で満ちていると思いきや ……咲いていたのは菜の花と梅ぐらいで チョットガッカリしたのだが、山の頂上に差し掛かると そこにはナント!堂々としたゴジラくんがポーズをとっていた。
そう言えば40年以上前、僕がクラシックのオーケストラや現代音楽をやりながら、スタジオミュージシャンとして楽器を吹いて生計をたてていた頃、あるマネージャーと仲良くなり 彼から仕事を貰い 砧にある東宝映画撮影所の録音スタジオに行き、劇伴の仕事をして稼がせて貰っていた。その時に何回か「ゴジラ」映画の劇伴に参加させていただいた事があったのです。
確かゴジラのテーマ音楽は伊福部昭さんの作曲によるのですが、この時の映画の作曲家は真壁?さんとおっしゃったか?………。
で、大体こういう怪獣映画の時はベースフルートやバスクラリネットが多用させるのですが、ラッキーな事に 僕はドイツ製の「ベッツェル」と言う銘柄の楽器を20代後半の時にはいち早く購入していたのです。
この仕事ではバスクラリネット&サックス奏者の鬼さん?……とおっしゃったか…?…よくご一緒させて頂いた。(この方は渡辺貞夫先生の先輩に当たるらしかった。)
………と言うわけで、本当に懐かしい東宝映画撮影所での楽しい仕事を思い出した。
余談ですが……この時代、ナカナカ良いベースフルートが日本には無かったのですが、オーレルニコレ先生が来日した時にも 彼のマネージャーを通じて僕にベッツェル製のベースフルートを貸して欲しいと頼まれ 彼にお貸しした事がありました。後日 ニコレ先生に「いい楽器を貸してくれてありがとう…」と感謝されました。
「花の国」の山の上から東京湾を見下ろすと対岸に房総半島がよく見える。