1年以上に渡る隠遁生活…超久し振りの録音でした。

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この一年、ライブは勿論、録音やコンサート全てキャンセルさせて頂いていましたが、

やっと一年振りに先月   大野雄二さんの仕事に参加させて頂きました。

………といっても僕のために  マネージャーさんの計らいで、新型コロナの感染を考慮し、密を避け、僕一人での  全曲ダビングでの参加とさせて頂きました。

勿論当日  僕以外のすべてのスタッフの方々がマスク装着しての仕事なので  僕は皆さんの写真を写す事が出来ませんでしたので、上の写真は以前のものです。(笑)

僕はフルートを吹くのにマスクを装着できないので、録音中の数時間  持参したオゾン発生器具の殺菌装置を録音中ず〜〜〜っとオンにしてのレコーディングとあいなりました。

こんな事は未だかつて無かったことですが、お陰で計画通りに全て音録リ出来ました。

無事完了に感謝です。

 

ところで 今回の 素晴らしい 録音技師は  イヨベ富治さんで、50年以上前の事、僕が在団していたオーケストラの夏休みを利用して、僕はイヨベさんと一緒に北海道へ行って   ある化粧品会社のコマーシャルに出演したのです。

僕は苫小牧の近所にある沼地の辺りで  女優の壇ふみさんの後ろで縦笛を吹く北海道の少年の役で  出演し、映像を撮ってきたのですが、それとは別に、映像のバックミュージックとして   明治時代の小学生唱歌をオカリナのソロで北海道の鳥をバックに流す為、早朝5時前に起床しスタッフと一緒に車で山奥に入り  鳥の声をバックに  僕の吹くオカリナのソロをイヨベさんに録音して頂き   彼には大変お世話になりました。

この後、  数ヶ月間  テレビからこの時のCMが流れていて  僕はそのCMに写っておりましたが、僕がこのCMに写っているのに気がついた方は本当に数少かったようです。(笑)

 

この撮影中に僕は  背中がムズムズして 痒くなってきたのですが  撮影中の為、ジッと我慢していたのです。無事撮影が終わって僕の背中をスタッフさんに見てもらったら  ナント  毒々しい 毛虫が這っておりまして、この後  僕の背中は腫れ上がり  、お医者さんに行く羽目になりました。

お医者さん曰く「北海道の毛虫は熊仕様だからナ……🐻🧸人間にとっては大変なんだよ。ハハ………」との事。今思うと、録画を終えたその日  僕は注射を打って一人寂しく静かに寝ていた記憶しかなかったです。(笑)

でもこの仕事の後、この仕事のギャラで 北海道一周のドライブ旅行を満喫してきました‼️

関係者の方々   ……ありがとうございました‼️

朝NHK BSでプレミアムカフェで加古隆さんが……………

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加古君は芸大の同級生で、僕はフルート科でしたから器楽科以外の友人以外では作曲家の今のカミさん(中川いづみ)と加古隆君、それに一年先輩の森山威男さんがジャズ仲間として卒業まで仲が良かった。
卒業後は僕はクラシックのフルート奏者になるべく室内楽やクラシックのオーケストラに身を置いていたのですが、加古君はフランスへ留学し、パリのコンセルバトアールに在籍し巨匠・オリビエ・メシアンの弟子となった。そして彼は在学中にフリージャズに出会い。自分達のトリオを組みヨーロッパでデビューし活動を始める。その後、僕はというと現代音楽にものめり込み、僕もフリージャズの演奏家ともセッションを重ねるようになっていた。卒業して数年経ち、彼とはパーカッション奏者の富樫雅彦カルテットで彼はジャズピアニストとして、僕はアルトサックス奏者として再会し、バンドを共にすることになった。

加古君は作曲家ピアニストとしてトータルに音楽を感じていたと思うが、僕はフルート奏者としての比重が大きく、フリージャズ界では片手間でサックスを吹くようになったから、当然の如く音楽に対してスタンスが違っていて、彼はどんな音楽をも深く愛し活動していたが、僕はというとジャズに対しては遊びの域を超えてはいなかったから当然ギャップが生じた。(笑)

 

それから現在に至るまで加古隆君は作曲家ソロピアニストの道を進むことになり、今は作曲家&ピアニストとして押しも押されぬ大きな存在になった。

彼はフリージャズをやろうがソロピアノを弾こうがそのスタイルは変わっても彼の音楽の土台は昔と何ら変わってはいないと僕は思う。

 

僕はというと、もう一度原点に帰りサックスではなくフルート音楽の一から勉強すべく、現代音楽のグループやオーケストラ、室内楽とフルートに勤しんだ。

その後僕は40歳にして新しい音を求めて、ジャズフルート奏者としてでもう一度ジャズの道も歩むことにはなるのだが……………

一方、その頃クラシックのフルート奏者としても各地でリサイタルやオーケストラとのコンサートに携わらせて頂いていた。ドイツで活動しておられた作曲家故・イサン・ユン氏のフルートコンチェルトを数回演奏させて頂いたが、大阪でも(フェスティバルホールだった……?)大阪フィルと京都市交響楽団だったか…2回程演奏させて頂いた時に、ナント‼️

もう亡くなられたのだが、加古君の母上がわざわざ楽屋まで訪ねて来てくれた。

これは本当に本当に嬉しかった!

…というのは、芸大に入学し僕等が一年生の時、夏休み僕は加古君の実家へお邪魔して、居候しながら加古君のジャズ仲間(ドラムの大森君、ギターの奥村君達と)合宿し、ジャズクラブで練習&演奏したのだ。いうまでもなく何から何まで加古君や彼の母上には本当に大変お世話になったのだ。  今思うと本当に楽しい学生時代を過ごさせて頂いたし、加古君、そして母上には感謝しかありません‼️

又、つい数年前まで在籍していた東邦音大には加古隆君の弟さん・加古勉さんがトランペット科の教授で、学生達を率いてビッグバンドの指揮をしていたのだが、ここでも僕は加古勉さんに大変お世話り定年になるまで学生達とビックバンドを楽しませて頂いた。

本当に加古家には感謝、感謝です‼️

 

慶応大学の校内にある見事な八重櫻です?

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芸大講師として勤め始めた時、僕は出勤時、朝校門を通る時に必ず守衛のおじさんに

「チョット、君…何処へ行くの?」……と……多分……僕は学生か不審者と間違えられて、暫くの間守衛のおじさんに呼び止められたものだ。

慶応大学は僕ら近所に住む者は自由に出入り出来る有り難い学校で、僕の散歩コースにも入っているのだが、ソメイヨシノが散ってしまったらすぐに八重櫻が満開の状態で、暫し見入ってしまった。

 

フィギュアスケートの羽生結弦さんの演技に富田勲さんの音楽が使われたとの事

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富田勲さんのオーケストラ作品のアルバム

先日フィギュアスケートの大会で羽生結弦さんの演技に使われた音楽に富田勲さんのNHK 大河ドラマの音楽が使われたとか……

僕はその大会の競技を観ていなかったのですが、観ていたカミさん曰く「あなたのフルートが鳴ってた。」……とか。

そう言えば確かに大昔、フルートの中谷さんが参加するはずだった仕事に??なぜか僕が雇われて演奏してきた記憶があった。

きっとその時のマネージャーさんが中谷さんと僕・中川を間違えたのだろうと思う。(笑)

その録音の時に渡された富田さんの譜面を見ると、どう考えても篠笛のメロディーっぽかったので  思い切り和風テイストで吹いてみたのです………どうもそれがウケたようだった。

 

この富田氏の大河ドラマのテーマ録音で箏の沢井一恵さんとご一緒していたようで、(それぞれ個室のブースで演奏していた為、僕は何方が演奏していたかわからなかった)  それがきっかけでしょうか………それ以後、沢井さんのアルバムで、お誘いを受け、武満徹さんや沢井忠夫さんの作品でご一緒させて頂きました。真に光栄な事……感謝です!

 

春ですね!

 自粛隠遁生活で老け込んでおりますが、近所を散歩するのが唯一の楽しみとなった今日この頃です。河野さん………ワクチンはまだですか〜〜〜〜〜〜!

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慶応大学から武蔵小杉方面をのぞむ。

 

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オオ………何と………昨日横浜ではもう既に咲いておりました。人間界で何が起ころうと自然はちゃんと春になって桜は咲くんですねえ〜〜!

 

NHK俳句に僕のカミさんの句が「一席」に………

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今日の明け方 僕が目を覚ます頃にカミさんが寝つく音が……

僕は国語が苦手で俳句、短歌、古文などは全く興味が無いのだが、カミさんはここ横浜に移り住んでから  友人に誘われて、「笑点」でお馴染みの三遊亭小遊三さんや  故・林家こん平さんが率いる落語卓球クラブに所属して下手なりに楽しんでおります。

その卓球クラブに俳句好きの仲間がおり、彼女も誘われて俳句クラブ「てふてふ」に参加。     NHK俳句に毎回投稿し続けて、雑誌に載る事もたまに。番組に取り上げられた事もあり今回で3回目。ついに「一席」を取ったとの事。  持続は力なり‼️  

ちなみに前回放送された句は 「さくら貝  手渡し去った あんちくしょう」………

この  「あんちくしょう」……て誰??

チック・コリアさんが亡くなられたとの事………彼の自筆のコピー譜面です。

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チック・コリアさんより自筆の譜面のコピー譜が………

チック・コリアさんといえば僕らがジャズにのめり込んだ時期にアルバム「リターン・トゥー・フォーエヴァー」が大ヒット。僕はフルート奏者ヒューバート・ローズさんのアルバム「ローズ・コース」に収録されている「フルートとバズーンとピアノの為のトリオ」を是非演奏したくて、図々しくも直接お会いして彼にトリオの「譜面が欲しい」と申し上げると・………

ナント‼️後日僕に自筆のコピー譜面を惜しげもなく気軽に送ってくださいました。

あれだけ素晴らしい作品をたくさん作り続け、後に続くミュージシャンに多大な影響を与えたスーパースターの彼が見ず知らずの僕に気軽に送って下さいました。本当に感謝です‼️

後日、日本たばこ産業提供のジャズの番組でこの「フルートとバズーンとピアノの為のトリオ」を演奏させて頂きテレビで放映されました。

故・大畠君のファゴット、パネ君のピアノ、僕・中川のフルートのトリオで演奏したのですが

何分30年前の事……録画したvideoが見つからず何処に行ったか⁇ 真に残念‼️

思えばジャズフルートがあまり好きになれなかった20代の頃、ジョー・ファレルさんやヒューバート・ローズさんを知ったのもチックコリアさんのお陰ですからね!これも感謝ですネ!

チックコリアさんのご冥福を祈ります。(合掌)