4月29日、30日は東邦音大の文化祭でした〜〜!!

僕の初体験・・・ビックバンドのメンバー・サミー中川としてソロを吹きました!!
芸大の附属音楽高校に入学した僕は専門のクラシックのフルートとは別に、ジャズの即興にのめりこみ、アルトサックスを買い込んで、サックス及びジャズを独学。20代の頃は見よう見真似で、ライブを開始。大野三平カルテットで新宿の「タロー」でライブデビュー。その後、富樫雅彦カルテット、C.P.U.パート2、僕のCDのアレンジでもお世話になった佐藤允彦さんの「サイファ」と渡り歩き、「ルパン三世」の音楽で有名な大野雄二さんの仕事に入り浸り、彼のエクスプロージョンバンドにも参加させて頂きました。

いずれもサックスのジャズプレイヤーとして参加させて頂たのですが僕のサックスは独学ですから、人から習った事がありません。でも、クラシックのフルートとは表現が全然正反対のサックスの演奏が大変面白く楽しく、20代30代の僕はクラシックのオーケストラやソロ活動、及び現代音楽やスタジオミュージシャン、等をこなしながらジャズ&サックスをおおいに楽しんでいました。(笑)・・が、その後、フルートの仕事が忙しくなり芸大の講師を始めたのがきっかけで、クラシックのフルートと、サックスではなくフルートによるジャズの道に絞り、泣く泣くサックスは止めてしまいました。(その後、僕のフルートのCDは15枚以上リリースしたの知ってます?)



還暦(60歳)を過ぎて、又我が家の倉庫から出してきたサックスは虫食いにもカビにもめげず、アルト、テナー共々健在!!還暦を過ぎてのビックバンドの初体験は楽しい楽しい!!!

でも現在、東邦音大で僕はフルートの先生。真面目にクラシック音楽を生徒さんたちに教えております。文化祭では東邦音大のフルートオーケストラ「ベルソナ」のコンサートもあって僕も参加させて頂きました。それにしても、ジャズのビッグバンドと、フルートオーケストラって、音量の幅が、10倍くらい違いますねえ。フルートアンサンブルもナカナカ繊細な表現がいいモンですよ。上の写真は本番前のベルソナのメンバー