2006年2月:4年ぶりのキューバのたびは音楽漬け!

去年は仕事で、韓国、イタリア、インド、エジプト…と旅をさせて頂きましたが、今年に入って早々、南の風が急に恋しくなり、フラ〜ッと娘の果林を連れて、キューバへの旅に出た。
4年前、遠藤律子FRVバンドのツアーで行って以来だ。今回はアメリカドルが使えないようだが、キューバの経済状態がどんな風に変ってきているのか興味津々である。


2月7日(火) 
カナダのトロント経由だったので、零度以下のトロントから一足飛びに亜熱帯のキューバへ…。首都ハバナの海沿いにあるホテル「リビエラ」へ着く早々、キューバに長年住んでいらっしゃるパーカッション奏者の河野治彦さんがフロントに、その週の全てのライブ情報を置いておいてくれた。しかも手書きだったので恐縮してしまった。これは本当に嬉しい!!
早速見てみると、到着一日目からビッシリ書いてある。ホテルで荷物整理をした後、食事がてら、娘を連れて滞在しているホテルの真ん前にある「JAZZ CAFE]に行ってみた。出演はサックスの ROLAND PEREZカルテットだった。聴いた印象はキューバチャーリー・パーカーといったところか…。何故か学生時代が懐かしい。


2月8日(水)
二日目、早速河野さんから頂いたメモに目を通す。古いスタイルの演奏を聴きながら昼食をとれるという旧市街にある「CAFE TABERUNA](エッ…カフェ・食べるな!ですと…)に行ってみた。
バンドのおじさんたちは一曲終わるごとに時計を見ている始末…早く帰りたい…と言わんばかりで、聴いている僕らはガッカリ!!だったが、…そんな所は僕らのほうから早々にきりあげて、海沿いのフリー・マーケットへ行ってみた。女性の買い物心をくすぐるのか、キューバならではの置物や衣類を見て、果林の目は爛々と輝いていた。
その後、夕方から同じ旧市外にある「CASA DE LA MUSICA」に行って、「BAMBOLEO]というバンドを聴いた。このバンドのTANIA という女性の踊りながらの歌…これはもう凄かった!!ハートはあるし、ガッツはあるし、とにかく踊りながらよくあんなデカイ声で歌えるものか…とビックリ仰天でした!ヤッパリキューバに着てよかった。ステージの前には踊るスペースがあって皆踊っている。これが実にカッコいい!
果林も日本人女性に誘われて、見よう見まねで踊っていた。いや〜若いっていいなあ〜。羨ましい…を通り越して妬ましいですよ。ホント