僕がまだオーケストラや現代音楽等、クラシックメインで活動していた頃、スタジオミュージシャンとして仕事に行くと……まず殆どの場合、ご一緒させて頂いたのがサックスのジェイク・コンセプションさんだった。兎に角、キチンとした良い音とテクニック……それに何より素晴らしく歌うプレイヤーだった。
10年ほど前だろうか、僕が東邦音大に勤めていた頃から 以前の様にテナーサックスが吹きたくて芸大の先輩の北条直彦さんのトリオが演奏していた南青山にあるジャズバードへ行き乱入してあそんでいた。
そこへ、ソプラノサックスとクラリネットを携えたジェイク・コンセプションさんが来店してきた。お思いがけない僕の“心のお師匠さん”のサックス演奏に聴き入ってしまった。
でも……最近知ったのですがその後すぐに亡くなられたとの事……
様々なレコーディングでご一緒させて頂いたジェイクさんに感謝![合掌]