兄弟3人会うのは熱海の花火大会以来2年半振り………

 

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「マスカレードナイト」のロイヤル・パーク・ホテルにて

3人とも70歳を超えてしまった僕ら中川三兄弟は  コロナ禍で篭りきりで会うことも出来ずにいたのだが、このところのコロナ禍の状況は、少し落ち着いているので  久し振りに3人で会うことにした。色々話したいことも多々あったので時間を忘れて話し込んでしまった。

何かにつけて3人、又は3人の家族で会う時はこのロイヤルパークホテルの喫茶室を使うのだが  この時期  木村拓哉さん主演の映画の写真が一杯飾ってあったので  記念に3人で写真を撮った。

非常事態宣言もあけて、外食産業も明るい兆しが出てきたが、

ナント  …………僕は外の お店に入ってお茶を飲むのも FONTE のレコーディングで  メンバーと食事した以来、1年10ヶ月振りだ。この年になって外食も出来ない状況が来るとは思いもしなかったね・ホント………  このままコロナ禍も落ちついていて欲しいものだ。

夕日と富士山……秋ですね〜〜〜

 

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僕の日課の散歩コースにて

神田に生まれ、常盤台、東麻布と転々としていた僕は、家族や近所の家に気兼ねなくサックスの練習をしたくて茨城の牛久沼の近くに家を建て家族で引っ越した。

春には数多くのヒバリの声にビックリし、キジのツガイを観てビックリし、多くのカエルの鳴き声にビックリし、秋には無数の赤トンボが舞っているのにビックリしていたのだが、とりわけ秋の夕日を見た時は本当に感動したものだ。

子供たちにとっては表に出れば、外は全部原っぱですからね、飛び回って遊んでいた。

僕ら夫婦は芸大を辞めたのを機に神奈川に移ってきたのですが、ここ神奈川でも四季を感じる風景が多々あって充分楽しめます。

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近所の素敵な家の前に生えている木はなんですかね……?

花びらは桜みたいだけど??

ふと …テレビを観ていたら50年も前の僕のフルートが鳴っていた。

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まだ僕が芸大フィルハモニアのフルート奏者に入団した頃……僕はオーケストラでクラシックを演奏しながら、パーカッションの冨樫雅彦さんのグループでアルト&ソプラノサックスを吹いていた。

丁度その頃、ジャズピアニストの仕事をしていた大野雄二さんは作編曲家としても働き始めた頃だったか………スタジオで大野さんと仲良くなった僕は  ジャズを教えてもらえるので  どんなに忙しくても大野さんの仕事は参加させて頂いた。大野さんから「劇伴書くからさ、中川君持ってる楽器全部持ってきてね……」などと言われ、面白がって色々楽器を持って参加することが多くなっていた。………とは言え  オカリナやリコーダーはすぐにクビになりましたけど………(笑)

この頃は、Cメロの譜面でアルトフルートを吹いたり、同じ譜面でサックスを吹いたりさせられたので  初見能力と、ソルフェージュ能力は抜群についていった。

今思えばNHK の連続ドラマ「マー姉ちゃん」(長谷川町子さん作品の「サザエさんうちあけ話」…との事。)    他にも「犬神家の一族」などの8劇伴やレコードの録音の仕事には多々参加させて頂いた。

今よくよく当時の音を聴いていると、当時吹いていた パウエル社銀製のでコマーシャルモデルの音でジャズっぽいフレーズもクラシックスタイルで吹いているから面白い。

50年前か〜〜〜〜‼️

いやいや懐かしい〜〜

 

我が家の箱入りオババ……チクワチャン

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20年ほど前、子連れの 親猫が交通事故でひかれて死んでいた横にいた子猫がカラスに襲われ、1匹食べられているところを見た  娘の箏弾き・果林が生き残った他の兄弟猫2匹が可哀想なので拾ってきたという  この猫ちゃん「カボス」「チクワ」と命名され、オスのカボス君は友人に貰われていき、残ったメスのチクワチャンは我が家でまだ健在。

20歳?  のこの気位の高そうな猫ちゃんはとうとう僕ら夫婦の年より年齢が高くなって人間で言えば推定80以上とか………

ベースのジョージ・ムラーツさんが亡くなられたとか………

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丁度30年前、僕はACC (エイジアン・カルチャー・カウンシル)から奨学金を頂いてニュー・ヨークに半年間滞在していたのだが、帰国する時、記念にピアノのリッチー・バイラーク、ベースのジョージ・ムラーツ、ドラムのルイス・ナッシュの名手諸氏と僕、中川昌三のフルート……というカルテットのメンバーでジャズのスタンダード曲を中心に「ポエジー/中川昌三」(JVCビクターより日本とアメリカでリリースされた)というアルバムをマンハッタンのウェストサイドのスタジオで録音してきた。

恩師であるピアノの佐藤允彦さんより「中川さんはきっとジョージ・ムラーツと合うと思うよ」………と聞いていたので、ニュー・ヨークへ着くとすぐに彼を探してリッチー・バイラークトリオに参加している事を突き止め、彼等を聴きに馳せ参じた。

……と、ここで聴いたトリオが僕はすっかり気に入って、ビクターの田口晃さんに話を持っていくと一発でOKして下さった。

ジョージ・ムラーツさん……テクニック的には本当に完璧で、特に僕は彼の音色や音楽配分や音程感覚は僕のフルートにとてもマッチして素晴らしかった。多分僕に全面的に合わせてくれていたのだと思う。

そんなジョージ・ムラーツさんが昨日亡くなったとか………

本当に残念でならない。僕にとってはいつも暖かく接してくれた彼に感謝で一杯です。

ジョージ・ムラーツさん……本当にありがとうございました。(合掌)

もうお彼岸ですね………

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北鎌倉駅近くの東慶寺に寄り道して……

お彼岸も近くなったので、暇な今週のうちに愛車に乗って墓参りに行った。

前回の7月に鎌倉へ墓参りに行った折、帰り道に建長寺へ寄り道してみたのだが、

素敵な境内にすっかり魅了されたのが忘れられず、今回も北鎌倉駅近くの東慶寺に行ってみた。

実は岩神六平さんより情報を頂いていたので迷わず円覚寺のすぐ近くの駐車場に車を止め

東慶寺を訪れてみた。

東慶寺臨済宗円覚寺派、開業は1285年。開山は北条時宗夫人  ・覚山尼。

ナント ……700年以上も昔なんですね!

縁切り寺(駆け込み寺)として長らく女性救済の歴史をもつ寺としても有名との事。

北鎌倉の四季の花の名所で、丁度  珍しい白い彼岸花が咲いていた。

又、恋や婚活に迷ったら訪れたいパワースポットらしい。

婚活って僕にはチョット遅かったが、本当に清々しい澄んだ空気が流れていてなんとも気持ちが良かった。

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白い曼珠沙華が数本さいていた



 

 

これ全部中身は同じです。

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これ全部「タッチ・オブ・スプリングです

コロナ騒ぎで、以前住んでいた牛久の家に行くことも出来ずにいたが、ワクチンを2回打って多少安心になったので、2年ぶりに牛久の家に行ってみた。

今は聴かなくなったレコードが大量に保管されていたにだが、思いがけず昔リリースしたアルバムを見つけた。…………だが3つあるターンテーブルは全部動かない。(笑)

今思うと、1988年にリリースされた「タッチオブ・スプリング」はアナログのレコードが主流だった。リリース当初、CDは全体の1割ぐらいだったか……それが一年も経たないうちにCDが主流になった。

それにアメリカのGRPレコードからも「タッチ・オブ・スプリング」はリリースされ全米でもリリースされた。(ニューヨークのレコード店ではカセットも売っていた。)

それにうちわで作ったアルバムにはピースライトは勿論、僕のお気に入りのパウエルゴールドのフルートが写ったジャケットの「タッチオブ・スプリング」もあったのです。(笑)

懐かしい‼️