ハービー・マン  ・・・って知ってる?


僕が高校生だった50年も前・・・(随分きたなあ〜)当時は音楽といえば、クラシック音楽の事だった。・・・と、そこにアメリカからジャズという音楽が進駐軍の放送などを介して入ってきた。僕が高校受験の頃、深夜放送はFEN・・・だったか・・・夜中中かけっ放しでアメリカの音楽を聴きながら勉強したものだ。
その当時、クラシック界で有名だったフルート奏者は、僕も習った事のあるJ.P.ランパルさん、それにオーレル・ニコレさん、そしてアメリカのジュリアス・ベイカーさんだった。
・・・が、時を同じくして、芸大附属高校に入学した僕は、ハービー・マンという人が吹くジャズ・フルートを聴いた。これがキッカケで同級生の大谷君が、ハービー・マンが吹く「モーニン」という曲のアドリブをコピーしてくれた。そして丁度、興味深深の僕は当時来日したハービー・マンのコンサートを聴きに新宿の厚生年金会館に行った。僕はそれまで聴いた事の無い・・ウキウキしたパワー全快のフルートの音楽に酔いしれた。
だがその後、僕はサックスのジャズの方が面白くなり、だんだんハービーマンの音楽は僕の中からいなくなってしまった。
その当時流行っていたハービー・マンのレコードも2枚ほど買ったか・・
高校生の僕にはそれ以上買うお金が無かった。
・・・ってな訳で、65才にもなって当時欲しかったアルバムを10枚ほど買ってしまった。今、ラテン・テイストの彼の音楽を聴くと凄〜〜〜く元気になりま〜〜す!
(写真は僕が今年買ったハービー・マンのCD)