今年度の桐朋短大の授業は終了!  生徒諸君…お疲れでした!!

僕は現在、桐朋短大で室内楽の授業を3講座持っている。桐朋を教え始めて10年経ってしまったが、僕の知らない様々な曲を授業で取り上げ、僕自身が楽しくて続けている次第だが、何より生徒達がカワイイ。

毎年クラスの楽器編成が変るので年度によってどんな室内楽ができるか…始めて見なければ判らない。

室内楽は一緒に演奏する奏者の奏でる音を聴きながら自分の音を出していく。だから様々な音や音のニュアンスを聴き分けるソルフェージュ力が大変重要になってくる。

僕の授業はありもののクラシカルな曲を演奏するだけでなく、時にはジャズピアニストの石塚まみさんを呼んで、生徒と一緒に即興演奏も授業に取り入れたり、僕のマイナスワンのCDを使って、生徒一人一人がメロディをイメージしたとおりにフェイクする訓練もやってみた。

実際、生徒達が卒業して仕事の現場で何が起こるか…想定しての…授業だから、生徒達も戸惑いながらも、楽器を携え、そんな授業に参加している。
さて、来年度はどんな授業にしようか……!!