「鬼太鼓座」を聴く!

娘の果林(かりん)が「鬼太鼓座」にゲスト出演するというので、久し振りに浅草公会堂に行ってみた。
30年前、僕がオーケストラでフルートを吹いている頃、「下町の大工(でえく)」…じゃ無え…「下町の第九」というキャッチフレーズで、毎年暮れになると、我々のオーケストラがベートーベンの第九交響曲を演奏しに浅草公会堂に来ていた。
本当に懐かしい!!
昼飯に仲間とホールの裏の天ぷら屋に行くのが楽しみだった。

ところで、鬼太鼓座は…初めて聴く。
このグループ、ナカナカ達者な太鼓打ち達が揃っている。
日本各地に太鼓のグループがあるが、多分、鬼太鼓座はその火付け役だろう。
素晴らしいグループだ。正に音楽会というより、見せる、魅せるエンターティンメントといった所か。
ホント…ありとあらゆる色々な手を使って客を飽きさせない。たいしたもんだ!!
太鼓というのは演奏する時、動きがある。…これをショー的にアレンジ…これが味噌ですね!!(我がFONTEの安井君もこれはよく使う。)
けん玉を使ったショー。しっかり笑いも取る。
ゲストも、おおたか静流(VO)果林(かりん)末長愛(踊り)他、多彩で本当に楽しめた。
日本中に沢山太鼓のグループはありますが、確かに演奏も素晴らしいが、こんなに楽しませてくれるバンドは聴いたことが無いです!!

写真は浅草公会堂の正面玄関の真ん前の道に接した所に、浅草と縁が深いアーティスト、芸人、役者さん達の手形がズラ〜〜〜ッと、森繁久弥さんを始め本当にありとあらゆる方々の手形がある。
僕が以前習った江戸囃子の若山胤雄先生の手形もありました。

そういえば、ロスのハリウッドの歩道にも映画スターの手形が多数ある。
1996年、アメリカで「フォーシーズンズ」と「ポエジー」をリリースした時に、営業で2ヶ月ロスに滞在していた僕は、カレン・カーペンターズの手形の前で写真を撮ったっけ。
これはハリウッドの真似かも…
でも、一般の方々はその手形に自分の手をあてて、「ウワッ、…大きい手!!」「アラッ…意外に小さい手なのね…」等と記念撮影に夢中であった。